こんにちは。元スペイン料理人、スペインの端っこ在住のTakeです。
今回は、バスクの地方の郷土料理「Salsa Bilbaina(サルサ・ビルバイーナ)」の作り方です。主に魚と合わせて、ビネガーをきかせたさっぱりしたソースで、夏場にぴったりです。
サルサ・ビルバイーナの名前は、以前の記事で紹介した「サルサ・ビスカイーナ」発祥の県、ビスカヤ県の県都ビルバオに由来します。
ビルバオは有名なグッゲンハイム美術館があり、人気バルやミシュランの星付きレストランもたくさんある、お洒落な街です。
サンセバスチャンを楽しんだ後に訪れてみても良いですね。
ビルバオのミシュラン星付きレストラン
Salasa Bilbaina/サルサ・ビルバイーナ
サルサ・ビルバイーナのレシピもいくつかあり、チョリセロ(乾燥パプリカ)やピキージョ(パプリカをローストしたもの)、ピメントン(パプリカパウダー)などを入れることもあります。
材料
- 鱈
(お好きな魚でOKです。) - じゃがいも
- 鷹の爪
- イタリアンパセリ
- にんにく
- シェリービネガー
(白ワインビネガーでも良いです。) - オリーブオイル
作り方
動画に沿って進みます。
()は動画参照時間です。
1.(0:13~)
じゃがいもの皮を剥き、厚めにスライスし、鍋に水と塩を入れて茹でます。茹であがったら取り出して、おいておきます。
2.(0:46~)
にんにくを薄くスライスし、イタリアンパセリもみじん切りにカットします。
3.(1:19~)
フライパンにオリーブオイル入れて、にんにくを香ばしく色づけ、鷹の爪も加えます。
にんにくが色づいたら、鷹の爪と一緒に一度取り出します。
4.(1:40~)
魚には予め塩をしておいて、出てきた水分を拭き取り、同じフライパンで皮目からソテーします。魚に火が通ったら、一度取り出します。
5.(2:10~)
3.のにんにくを戻し入れて、シェリービネガーを加え、イタリアンパセリを入れて酸味を少し飛ばすために約1分煮詰めます。
6.(2:29~)
1.のじゃがいもを加えて、魚も戻し入れて軽く温め、蓋をして少し休ませて完成です。
(※じゃがいもは一緒にフライパンに入れずに別添えでも良いです。)
品質の良いビネガーを使うとより美味しくできます。
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