【動画】簡単あさりと白いんげん豆の煮込みアストゥリアス風/スペイン料理レシピ

白いんげん豆とあさりの煮込み レシピ
出典:Instagram

こんにちは。元スペイン料理人、スペインの端っこ在住のTakeです。

前回に引き続きあさりを使ったスペイン料理の作り方です。

今回は、アストゥリアス地方の郷土料理「Fabes con Almejas(ファベス・コン・アルメハス)」白いんげん豆とあさりの煮込みです。

とても優しい味のほっこりする料理です。

白いんげん豆を使った、同じくアストゥリアスの料理「Fabada(ファバダ)」のレシピも過去記事に載せています。

Fabes con Almejas/ファベス・コン・アルメハス

あさりと白いんげん豆の煮込み

出典:Instagram

他の地方では、パプリカパウダーを入れるレシピもあります。

材料

  • 白いんげん豆・・・750g
    (※18時間もしくは一晩水につけておく)
  • 玉ねぎ・・・1個
  • 白ネギ・・・1本
  • 人参・・・1本
  • にんにく・・・2片
  • あさり・・・800g
  • イタリアンパセリ
  • EXバージンオリーブオイル
  • (サフラン)
  • (パプリカパウダー)

※()はお好みで入れてください。

作り方

Fabes con almejas

動画に沿って進みます。
()は動画参照時間です。

1.(0:58~)
鍋に白いんげん豆、玉ねぎ、人参、白ネギ、にんにくを入れて水を加えます。火にかけて沸騰してきたら弱火にします。

2.(1:53~)
弱火にしたらアクを取り、オリーブオイルを少し加えて、白いんげん豆が柔らかくなるまで火にかけます(約2時間)。

3.(2:45~)
豆を火にかけている間に、数回びっくり水(冷たい水)を加えます。

(※豆を煮る時に、沸騰して豆の表面の皮が膨らんで破れないようにびっくり水(差し水))をして煮立ちを抑えます。すると、豆がびっくりしたようにしぼみますことからびっくり水と言うそうです。)

4.(3:02~)
あさりの砂抜きをします。(※既に砂抜きをしている場合はこの行程を飛ばしてください。)

(※あさりの塩抜きの方法はバスク地方の米料理「あさりご飯」の作り方のレシピ記事に載せています。)

5.(3:36~)
2時間経って、白いんげん豆が柔らかくなったら野菜(玉ねぎ、人参、白ネギ、にんにく)を取り出してミキサーに移します。

6.(4:32~)
少量の白いんげん豆と煮汁もミキサーに入れます。
(※形が崩れた白いんげん豆があれば優先的に使ってください。)

7.(5:00~)
ミキサーにかけてピューレ状にし、鍋に戻し入れて全体を混ぜます。
(※豆を崩さないように気をつけてください。)

8.(5:55~)
刻んだイタリアンパセリを入れて、塩をを加え、さらに約30分煮込みます。

9.(6:32~)
鍋にあさりを入れて水を少量加えて口を開けたら、あさりの汁を漉しながら8.の鍋に戻し入れ、塩加減を調整します。

10.(7:40~)
あさりも鍋に入れて、1~2分軽く煮込んで完成です。




コメント

  1. Yoshiko SD より:

    初めまして!サンセバスチャンのあるバーを検索していたら、こちらのサイトに行きついてしまいました。ガリシアにお住まいなんですね、ずっと行ってみたいところだったので妙なご縁を感じます。私自身はロンドン在住の料理好きの主婦です。あさりと白いんげん豆の煮込み、以前に作ってみたことがあります。本当に優しい上品なクラムチャウダーといった味わいですよね。なぜ日本で知られていないのか不思議な気がしていました。レシピ以外にも色々興味深い記事がたくさんあるので、これからもちょくちょく訪問したいと思います。

    • Take より:

      はじめまして!コメントありがとうございます。ガリシアに飲食店を立ち上げる予定でしたが、コロナウィルスの影響で今年のオープンは断念しました。
      オープンできないので仕事を探さなければいけませんでしたが、飲食業で募集してるお店があるわけもなく、仕方なく知人の飲食ではないマドリードの会社で雇っていたただきました。

      なので現在はマドリード在住です。またタイミングを見計らってガリシアに戻るつもりにしていますが、先行きが予想できないのでしばらく様子見です。

      最近はあまりブログ更新出来ていませんが、少しずつUPしていきたいと思います。

      スペイン料理は、地味な料理が多いのでこういう料理は日本人受けしないのかもしれませんね笑

  2. […] 地味で素朴な料理ですが、身体が温まる一品です。 他の豆料理、ファバダや白いんげん豆とあさりの煮込みも美味しいですね […]

  3. […] […]

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