こんにちは。元スペイン料理人、スペインの端っこ在住のTAKEです。
今回は、アストゥリアス州の伝統料理の一つ「FABADA(ファバダ)」の作り方ですが、その前に「アストゥリアスってどこ?」と言う人のために簡単に説明します。
アストゥリアス州はスペインの北部に位置し、グリーンスペインとも呼ばれる地域です。
その呼び名の通り、緑豊かな所です。
アストゥリアスについてもう少しだけ知りたい人はコチラ⇒グリーンスペイン/アストゥリアス
FABADA/ファバダ
ファバダは、白いんげん豆とチョリソ、モルシージャと豚バラ肉等で作られるアストゥリアスの伝統料理です。
今回のレシピ材料は動画に沿ってですが、豚足やサフラン、ローリエ、にんにくを加えるレシピもあります。
僕の好きなスペイン料理の一つです。
材料
(4人分)
- 白いんげん豆・・500g
(※一晩水につけておく。約12時間) - チョリソ・・・・2本
- モルシージャ・・2本
(豚の血のソーセージ) - 燻製ベーコンブロック・200g
- 玉ねぎ・・・・・・1玉
- 水
- 塩
(ローリエ)
(サフラン)
(にんにく)
(豚足)
※()はお好みで使ってください。
作り方
動画に沿って進みます。
()は動画参照時間です。
1.(0:22~)
白いんげん豆を鍋に入れ、豆が十分に浸かるぐらい水を注ぎ、中火にかける。
2.(0:45~)
沸いてきたらアクを取り除き、チョリソ、モルシージャ、ベーコンブロック、玉ねぎを入れて、弱火で約3時間煮込みます。
(※動画では、チョリソ、モルシージャを丸ごと入れていますが、半分に切ると旨味が出やすくなります。)※圧力鍋でも可能です。
3.(1:27~)
水分が減ってきたら、豆全体が浸かるぐらいまで水を足してください。豆が十分に柔らかくなるまで煮込みます。
(※あまり豆を触り過ぎると、豆が崩れてしまうので注意してください。)
4.(2:02~)
豆が柔らかくなれば、塩を加えて味を調整してください。塩味が決まったら5分ぐらい煮込んで、火から外します。
(※食べる前に1時間程休ませると、味が馴染みます。1日置くと、さらに美味しく馴染んでいます。「おでん」と同じ感覚ですね。)
5.(2:43~)
お皿に盛りつける時は、具材を取り出してカットしてから、豆と一緒に提供します。
料理本紹介
登録はこちら⇒Kindle Unlimited 読み放題
購入材料
ミートガイ フランス産ブラッドソーセージ (ブーダン・ノワール/血のソーセージ) (6本 約360g) Blood Sausage/Boudin Noir From France
北海道産 白花豆 1kg (新豆)【出荷元:北海道四季工房】
シードラ・メトード・クラシコ 2015 フエンテ・ギハロ スペイン シードル 750ml
[ギフエロ(Guijuelo)] 生サラミ イベリコ豚 チョリソ イベリコ セボ 生 サラミ スペイン 6ヶ月 長期熟成 50g(※生チョリソではありません。)
こちらの会社でも、いくつかスペイン食材を取り扱っています。
⇒世界各地の珍しいグルメな食肉の通販サイト【グルメソムリエ】(レストランにも納品している会社です。)
スペイン食材一覧はコチラ⇒ネットで買えるスペイン食材 <60選>
コメント
[…] 作り方はコチラ⇒簡単スペインの豆料理レシピ/ファバダ […]
[…] 白いんげん豆を使った、同じくアストゥリアスの料理「Fabada(ファバダ)」のレシピも過去記事に載せています。 […]
[…] 地味で素朴な料理ですが、身体が温まる一品です。 他の豆料理、ファバダや白いんげん豆とあさりの煮込みも美味しいですね […]
[…] […]
[…] […]