バスク地方の名物料理 蟹の煮込み「チャングーロ」の作り方

Kaixo！（カイショー）⇐バスク語でHola！（挨拶）の意味です。

元スペイン料理人、スペインの端っこ在住のTakeです。

今回もバスク地方の名物料理のご紹介です。蟹の煮込み「Txangurro（チャングーロ）」。

サンセバスチャンでバル巡りをしたことがある人は、蟹の甲羅に煮込みを詰めたスタイルや小さいタルト型のチャングーロを食べた人もいるのではないでしょうか。

まだ食べたことがない人やサンセバスチャンに今後行く予定の人には、おすすめなので是非注文してみてください。

日本のスペインレストランやバルでも提供しているお店は多いと思います。

蟹はバスク語で「Txangurro（チャングーロ）」、スペイン語では「Cangrejo（カングレホ）」。

スペインの蟹は、「Centolla（セントージャ）」、「Buey de Mar（ブエイ・デ・マル）」、「Nécola（ネコラ）」など種類が豊富です。

日本ではカニ鍋にする方が人気かもしれませんが、たまには違った料理方法で蟹を食べてみてはどうでしょうか。

Txangurro／チャングーロ

「タルト型のチャングーロ」　出典：Instagram

材料

• 蟹１杯
• 玉ねぎ1個
• にんにく1片
• イタリアンパセリ　適量
• ネギ　1本
• トマト２個
• ブランデー
• 白ワイン
• 鷹の爪
  （※お好みで）
• 黒コショウ
  （※お好みで）
• オリーブオイル
• 塩
• 砂糖
• パン粉
• 無塩バター

＜下準備＞

• にんにく、玉ねぎ、ネギ、イタリアンパセリをみじん切りにする。
• トマトをミキサーにかけてピューレ状にする。

作り方

動画に沿って進みます。
（）は動画参照時間です。

１.（0:35~）
にんにくを炒め、玉ねぎとネギを加えて塩をして、しっかり炒めます。イタリアンパセリを加えて、お好みで鷹の爪を入れます。

２.（1:26~）
白ワインとブランデーを加えて、アルコールを飛ばしながら約10分炒めます。
（※換気扇に油が溜まっていると燃え移る可能性があるので十分に気をつけてください。無理に火をつける必要はありません。換気扇を切っておくとより安全です。）

３.（2:01~）
トマトを加えて、塩と砂糖を入れ、黒コショウをしてさらに約20分煮込みます。
（※黒コショウ、砂糖はお好みで入れなくても良いです。）

４.（2:28~）
茹でた蟹をほぐしていきます。蟹味噌も使用します。
（※蟹を茹でる時のお湯には、ローリエを入れ、少しきつめに塩を入れて茹でると美味しいです。）

５.（4:07~）
３．を十分に煮込んだら、蟹身を加えて軽く炒めます。

６（4:19~）
オーブンを180℃（上下点火）に設定します。
（※焦げ目をしっかりつけたい時はオーブン温度を上げてください。）

蟹の甲羅に５．をたっぷり詰めて、パン粉をかけ、バターを少しのせてオーブンで8分～10分焼きます。

７.（4:51~）
砂浜をイメージしてパン粉をお皿に敷き、その上に盛りつけます。イタリアンパセリをかけて完成です。
（※お好みのスタイルで盛り付けてください。）

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