こんにちは。スペイン在住、元スペイン料理人のTAKEです。
今回は牛乳を使わない超濃厚プリン「TOCINO DE CIELO(トシーノ・デ・シエロ)」の作り方です。
乳製品アレルギーの人でも食べられる唯一のプリンではないでしょうか。
【超濃厚プリン】TOCINO DE CIELO/トシーノ・デ・シエロ
トシーノ・デ・シエロは、約500年前から受け継がれているアンダルシア地方の伝統料理の一つです。発祥はシェリー酒で有名なへレスだと言われています。
材料
- 卵黄(M)・・・12個
- 全卵(M)・・・1個
- 砂糖・・・330g
- 水・・・220ml
<キャラメル>
- 砂糖・・・100g
- 水・・・大さじ3
- レモンジュース・・・大さじ1
- 型・・・24cm X 10cm
※同じ型ではなくてもOKです。
【超濃厚プリン】トシーノ・デ・シエロの作り方動画
動画に沿って進みます。
()は動画参照時間です。
1.(0:36~)シロップを作ります。
鍋に分量の砂糖、水を入れて中火で6分~8分火にかけます。
同時にキャラメルも作っていきます。キャラメルの分量の砂糖と水、レモンジュースを鍋に入れてやや強火で火にかけます。
2.(1:10~)
キャラメルとシロップを作っている間に卵黄と全卵をボウルに割り入れ、ビーターで撹拌します。
※空気が入らないように溶きほぐすイメージです。
3.(1:17~)
キャラメルの様子を見ます。理想のキャラメル色になったら、型に流し込みます。
※キャラメルが黒くなり焦げ過ぎないように気を付けてください。
4.(1:40~)
オーブンの深さのあるバットに十分のお湯を注ぎ、オーブン温度を180℃にします。
(オーブンによって、誤差があるので調整してください。目安は150 ℃~180℃です。)
5.(1:49~)
シロップの様子を見ます。煮詰まって動画のように指で触ると少しベタッと付く濃度になればOKです。
6.(2:00~)
シロップを溶きほぐした卵に混ぜながら少しずつ加えていきます。シロップを全部加えたら、漉し器を使って漉しながら型に注ぎ入れます。
7.(2:31~)
型にアルミホイルを被せて、予熱で温めておいたオーブンに入れます。約30分~40分間下火だけで加熱していきます。
※必ず湯煎をしてください。
8.(2:42~)
オーブンから取り出し、竹串などをプリンに刺して何もついていなかったらOKです。
粗熱がとれたら、冷蔵庫で十分に冷やします。
9.(3:06~)
十分に冷えたら型から外します。
※崩れないように丁寧に型から外してください。
高級卵で贅沢プリン/平飼い放し飼い有精卵
餌への尋常ではないこだわり
【先人たちの自然・科学の知恵】
100種類以上の高級すぎる天然飼料。
食べるもので体や卵は創られます。長い歴史のなかで蓄えれた知恵と科学の英知を結集し、「おいしい卵」「心も体も幸せになる卵」を追求し日々研究をしています。
餌は100種類以上の配合飼料を使い、
トウモロコシや大豆粕・魚粉・きな粉・米油・釧路ハイミール・高級海藻粉末2500万年前にできた特殊な天然植土・酵素・乳酸菌・ドクダミ等をお金に糸目をつけずに使用しています。
さらに自家製腐葉土からの微生物や山林で採れる栄養価の高い野草などを取り入れています。
最高に美味しい卵を作る鶏を
職人が選んだ岡崎おうはん
我が国の風土や食習慣に適した歴史ある 「純国産鶏」である岡崎おうはんを愛情込めて育てています。
たまごの特徴としては、濃厚かつ甘みのある味で、生食用に適した綺麗な赤玉の卵黄が大きいのが特徴となっております。 オスとメスが飼育していますので自然の姿に近く、五穀豊穣たまごは、有精卵となっています。
最高級たまごの為の飼育方法
美味しいたまごを創るにはストレスを軽減し、鶏の生きるエネルギーや本来の野生本能を引き出す事かもしれない。 広大な土地(2000坪まで開拓予定)と自然豊かな地域で平飼い 放し飼いという自然に逆らわない飼育法で大切に育てております。
できるだけ自然に近い環境にしたい、そして群れを安定させ過剰なストレスなく飼育する為に、雄鶏も一緒に飼育し、たまごの多くは有精卵となります。
平飼いはケージ飼いに比べて生産効率が悪く卵の価格も割高になりますが、 鶏が地面を自由に動き回り自然に沿った環境でエサを食べる事ができ平飼いの鶏は、本来の習性に沿った生活ができるので健康になります。
更に手作りして用意した腐葉土による微生物などを自然な形で食べてる環境や、 ワラやモミガラなどを様々な負担軽減と鶏が本来もつエネルギーを引き出す事などを日々努力しています。
さらに 南太平洋のミクロネシア地域に位置するパラオの海から採取したサンゴ砂「パラワンサンド」を与えています。
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