スペインへ移住しようと思ったきっかけは？

スペイン　レオンのスペインで一番美しいと言われている大聖堂

今から14年前にスペイン料理レストランで働き始めたのがきっかけでした。当初は、まだスペインブームは、来ていません。

それまでは、イタリア料理をしていたのですがなぜか
イタリア語とイタリアの地理が頭に入りにくかったのです。もちろんイタリアンは、大好きです。

当初、イタリアンバールが流行りだしたので、何か違う形のものは、ないのかと思い出しました。

20歳前後のとき、アメリカンバーで働いていた私は、バーの雰囲気とお酒と接客が好きでした。
お酒は、人の心を裸にしてくれる。
そう、考えていました。
当初は、スペインバルは、無くダイニングバーが流行っていました。
しかし、大抵のお店は、お酒が中心で料理は、いまいち。そんな店が多かったので、お酒と料理が両方楽しめる、そして気軽に来店できる、そんなお店を目指していました。

イタリアンバールは、カフェ色が強いので少し違いました。
そんな事を思っていた時に、ふとスペイン料理が気になりました。当時スペイン料理は、ほとんど無くスペインに関しては、何も知りませんでした、本当になんとなく思っただけで、スペインってかっこいいとか、イタリア、フランスとは、少し違うというぐらいでしか思っていませんでした。
少し知識を得て、スペインには、バルがたくさんあり、お酒、料理、カフェ、コミュニケーションこれら全てが私のイメージと合致しました。

そして、25歳ぐらいの時に京都でイタリアとスペインの融合したバルを経てスペイン料理レストランで働き始めました。

スペインレストランで働きだし、スペイン語でオーダーを通す。
スペイン語は、かっこいいなと思いました。
働きだして、数ヵ月後にスペイン研修旅行に店で行けることになり、初のスペイン行きが決定!!

スペイン語の本を買い、行く前に覚えた言葉をスペインの空港でさっそく使ってみた!
自分「Hola!」
スペイン人「Hola!」

たったこれだけでしたが、すごく嬉しかった。
そして、わかる範囲でたくさんの人に話しかけた。
「美人ですね!」とか、「この料理はどうやってつくるのですか?」とか。

とある日は、通じるか分からないがレストランの予約を電話でしてみた。
何を言ってるのか分からなかったが、時間と人数は
言えたのでなんとか予約できた!

初めてのことばかりでしたが、なぜかすごくこの国を気に入ってしまった。
なぜかと聞かれるといつも答えられないが、いつもこう答える。空気感、フィーリング、人、景色。
それらが良いと。
そして、のびのびと生きれる。

そんなとこから、どんどんスペインを知りたくなっていきました。

サンセバスチャンのコンチャビーチ（コンチャとは、貝殻の意味）

初めてのスペイン研修旅行に行ってか
ら、現地で吸収したことを再現したり
、言葉もほんの少しづつ覚えていき、
お店も忙しくなってきた。

そして、翌年再び念願の研修旅行!!
待ってました!!

いざ、エスパーニャへ!!
今回は、バルセロナ、バスク、ガリシア、アストゥリアスというところへ。
短い期間で行くので疲労は、あるけど、テンション上がっているので平気なのです。
そして、基本スペインのレストランは、量が多い!!

食べ歩きが勉強なので避けては通れないのですが、普通お昼にフルコースを食べるとその日の夜は、食欲ありませんが、滞在日数が限られているので食べて食べて飲んでの毎日なのです。

必ずスタッフの一人は一度体調を崩します。
しかし、僕はこの国に適応しちゃう
のです(笑)
体は、細いのですが結構な量を食べれ
ます（自慢？）

今回の研修旅行で印象に残ったのは、
最近日本でメディアにも取り上げられる

バスク地方のサンセバスチャンは必ず行くのですが

(ここも美食の街と呼ばれる素敵な街です。)
ガリシア地方のサンティアゴデコンポステーラ!!