スペインで病院? 体験談あり

留学/ワーホリ/移住


海外で病院に行くのは、不安。

システムがわからないし、病院に行くのは勇気がいりますね。

私もできるだけ病院には、行きたくないのですが入院したり救急で診療受けなければいけない事があったので体験談と病院に行く流れを参考にしていただければと思います。

  1. 留学生の場合
  2. ワーホリの場合
  3. 海外旅行者の場合
  4. 体験談

一応、分けてみましたが一通りざっくり読んで頂いてもためになるかと思います。

未だに病院へ行くのは、苦手です

 

留学生の場合

留学生は、必ず海外旅行保険に入りますね。

留学延長する時に日本の海外旅行保険が切れたとしても現地でも
保険に入れるのでご安心を⇒MAPFRE現地の保険会社です。
日本の保険の方が安心と言う方は⇒留学保険

私も途中から現地の保険会社に変更しました。

けど、実際に病院に行くにはちょっと勇気がいりますね、私は留学当時どこの病院に行けばいいかわからないし病院の単語などもわからなかったので行かずに我慢した経験がありますが、我慢せず行ったほうが良いでしょう。私は、我慢してとても辛い経験をしたので(笑)

 

病気や怪我をしたらどうするの?

 

日本で契約した海外旅行保険会社に連絡をしてどこの病院へ行くか問い合わせる

もしくは、留学前に問い合わせて聞いておく方が便利ですね。最近は、SNS経由で電話ができますが日本の会社の固定電話にこの方法では、電話できないですからね。(私は、SKYPE で課金して固定電話や携帯電話に直接掛けれるようにしていました)

前もって、どこの病院に行くかわかっていれば安心ですね。
とは言え病院用のスペイン語は、難しいですよね。
普段使わない単語なんか知っているはずもないし。

そんな時は、google翻訳か電子辞書の登場です。私も留学当初、出掛ける時はいつも電子辞書を持ち歩いていました。
(実際そんなに使うタイミングは、ありませんでしたが)

診察が終わると処方箋が貰えるので処方の仕方を聞いて最寄りの薬局へ行ってください。薬局は、休日でも必ずどこか開いているので調べてみてください。
薬局でも処方の仕方は、教えてくれます。

スペインの薬局は、処方箋があると実際の40%ぐらいの値段で購入できるので再び同じ薬が必要ならば面倒ですが処方箋をもらってからの方が安く購入できます

何かしらアクシデントや絶対に伝えなければいけない事がある時覚えたスペイン語は、一生忘れる事がありません!(体験談)笑

私がその時覚えた単語➡amígdala (扁桃腺)
Tengo dolor de la amígdala. (扁桃腺が痛い)
です。

気をつけなければいけないのが、薬の成分含有量。日本の倍ぐらいあります。
スペインのお医者さんになぜ日本の薬の倍近く成分が多いのか聞いてみると身体が日本人の方が小さいからじゃないのかと笑いながら言っていたので本当かどうかは、わかりません(笑)

なのでスペインの薬がキツすぎて抵抗があるならばもらった薬をgoogleで調べてみるとほとんどの場合は、日本で使用される含有量が出てきます。

(例)イブプロフェン(ibuprofeno) 1日量➡検索

で調べると日本は、1日600mgを3回に分けてですがスペインは、1回に600mgです。なんと3倍です。

因みにスペインでは、1日2400mgが最大摂取量言われています。
なぜこんなにも違うのか未だに答えが見つかっていません。

私は、イブプロフェンをスペインの量飲みましたが何も異常ありませんでした。

 

抗生物質同様です。
以前、アモキシシリン(amoxicilina) というのを処方してもらいましたがこれも3倍近く含有量が多いです。これについては、体験談がありますので後半の記事で↓

ワーキングホリデーの場合

おそらくワーホリの皆さんは、Tarjeta de sanitario というのを既に持っているかこれから貰いに行くかだと思いますが日本の健康保険とシステムが少し違うのでやはり病院に行くのは、抵抗がありますよね。
けど無料ですし勉強になるので何かあれば行ってみましょう♪

どこの病院に行ったらいいのかわからない場合が多いと思いますが、あなたの住民登録している近所のCentro de Salud と言う所が病院です。

Googleで検索すると最寄りの病院が出てきますので見てみましょう。
基本的には、予約制です。
Madridの場合は、こちらから予約できます。CENTRO DE SALUD

当日、直接行っても予約できる時がありますが基本的には、待ち時間長いです。

おそらく大多数のワーホリの方は、Piso(マンション)の一室をシェアしていると思いますが住んでいるところで住民票が取得できない人もいると思います。

おそらく病院に行く時はかなり緊急性がある時だと思うのでそんな時は、URGENCIA(救急)で行きましょう。

救急の場合は、どこでも診察してくれます。
とは言え、救急でも待ちます(笑)
そして救急じゃなさそうと思われるとかかりつけの病院へ行けと言ってくる人もいますが強気で主張できる人は強引に診察してもらいましょう。

内気な人は、死にかけな感じで行くと診察してくれるでしょう。(笑)

ワーキングホリデーでも心配な方は、
日本で保険に入る人も多いようですね⇒ワーホリ保険

私の場合は、発熱と火傷と蕁麻疹で近所のcentro de salud に行きました。住民登録していたのは、メトロで30分以上かかるところでしたので救急で診察してくれないかと懇願しましたがなかなかOKしてくれません。「スペイン人のくせに頭の固い奴め」と心の中で思いながら。
でも私も発熱もしていて辛かったのでそんな遠い所まで行けないし熱もあるし火傷もしてるしと訴え続けて一切引きませんでした。
(本来は、小心者なのですぐ引き下がります)

数十分の間、頭の固い人とひと悶着してようやく救急で通してもらいました。

そして、診察室で診察される時にお医者さんに「救急に来るときは、救急のときじゃないと普通は診察できない」と再び言われましたが、まあ私の火傷状態を見てとても痛々しかったので、すぐに納得してくれました。

海外旅行の場合


海外旅行保険の場合も留学生と同様です。
現地で先に滞在先を把握しているのであれば旅行前に調べておきましょう。
もしもの為に病院名と住所ぐらいは、メモしておくのが安心かと思います。

クレジットカードの保険があるからと海外旅行保険に入らない人もいますが
実際にクレジットカードの保険がどういう内容か良く把握しておいた方が良いです。

実際に何かアクシデントがあった時のパニック度合いが変わってきます。

先日も私の叔母がスペインで旅行している最中にケガしましたがクレジットカードの保険内容を把握してなかったので病院へ行かずに旅行中ずっと我慢していました。

実際にスペインで旅行中の救急にかかった人の記事があったのでどうぞ
救急病院入院につき添った体験

何かあった時のために保険の予習をしておきましょう!

体験談 入院編

前述にもサラッと書きましたが、詳しく説明すると。
最初、発熱をしていたので病院へ行って薬をもらいました。
➡抗生物質アモキシシリン(amoxicilina)

同時に火傷もしていましたが見た感じ軽傷だったのでそれは、その時は、診てもらいませんでした。
この時が私のスペインで初めての病院です。
スペインの薬は、キツイよと聞いていましたが大丈夫だろうと気にせず普通に飲んでいました。
すると数日後。ん?身体が痒い。日を追うごとに身体全体に蕁麻疹!

もう痒すぎて眠れないぐらいです。

数日後あまりにも痒くて辛かったのでようやく病院へ行きましたが先ほどにも書いてある通り最初は「担当の病院は、あっちだ」と突っぱねられましたがゴネなんとか診察してもらいました。

そして、火傷状態も同時に酷くなってきていたのでそっちも一緒に見てもらっところ
➡そのまま大学病院へ移動させられました(自分でタクシー拾って行きました)

そして救急の方へ行き数時間待ち.. 😭救急でも、すごく混んでいました。
まあ、無料なのでみんな来ますよね。
血液検査等をして入院しなければならなくなりました。
そして待つこと合計10時間!!

10時間!!

 

夜中の2時にやっと入院できました。

しかし、入院させられると思っていなかったので何も準備できていません。携帯の充電器も歯ブラシも着替えも… 入院が決まった時点で一度取りに帰って良いか聞いても返事は、NOでした。

仕方なく友人達にお願いして後日、充電器や下着等を持ってきてもらいました。
後で気付きましたが大学病院内に売店ありました….

パジャマは、病院が用意してくれます。
スペインの病院は、質が悪いと聞いていましたがまったくもってそんなことはなく。
食事も3食ありますし十分満足でした。

一つだけ納得できなかったのは、入院初日の時に点滴の針が刺さっている箇所が痛かったので看護師さんに痛いと伝えると「そんなことは、ありえない」と言われ放置。
本人が痛いって言ってるのに… 😭

しばらくして別の看護師さんにまた言った。
その時は、わかってくれたけどなかなか対応してくれない。

また違う看護師さんが来た時にもう一度言ってやっとやり直してくれました。
一番辛かったのは、暇ですね。

病院で携帯電話は、普通に使えることができましたが、さすがにWiFiはまでなかったのでデータを課金しながら暇をしのいでましたね。笑

最終的に10日間の入院生活でした。
私は、日本でも保険に入っていたので1日当たり1万円の保険がおりました。

なのでスペインでは、無料ですが日本の保険が適用されたのは不幸中の幸いでした。

ただ退院した後日に日本の保険の書類を記入してもらうのが困難でしたね。
退院してから大学病院へ向かい書類に必要事項を書いてもらわなければいけないので、入院していた所でお願いすると、あっちで頼んでくれと言われそこでもまた違う所へ行けと、何回もたらい回しにされて結局一番最初の入院してた所に戻って来て適当に記入され、これで大丈夫なのかと不安に思いながらも何とか日本の保険会社の審査は、通りました。

それから数日後病院から手紙が届き薬アレルギーの検査しますと連絡が来ましたが、半年以上先の話だったので忘れていて、未だに行けていません。

体験談その2 急性扁桃炎編

題名の通り私は、よく急性扁桃炎で高熱を出します。
今年は既に1月に1回、3月に1回です。

こんなに立て続けにやらかしたのは、初めてですね。扁桃切除と言う選択肢もありますが免疫機能が落ちそうなので今のところは、この扁桃と付き合って行きます。

1月になった時は、5日間ぐらい病院に行きませんでしたが全く熱が下がらずでしぶしぶ病院へ救急で行き抗生物質をもらって合計1週間で治りました。

2回目は、今この記事を書いている現在なのですが昨日は、40度の高熱が出ました。しかし今回は、急性扁桃炎だなと思ったのですぐに病院へ行きました、
再び抗生物質とイブプロフェンをもらいました。

今回は、すぐに病院へ行ったためか3日目で熱がマシになりました。
扁桃腺は、まだすごく痛いです。

急性扁桃炎になりやすい方、あ、かかったなと思ったらすぐに病院に行きましょう。

余談ですが、抗生物質を処方されたら最後まで飲みきらなければいけないと言うのを知らない方が多いですが必ず処方された抗生物質は、飲みきりましょう。
理由は、コチラ→抗生物質を飲みきる理由
ちなみに抗生物質は、ウィルスには効果がありません細菌だけです。
抗生物質をむやみに飲むのも良くないです→理由

 

まとめ

今回は、随分と長くなってしまいましたが結局、普段から健康には、気をつけましょう!適度な運動と栄養バランスの良い食事。そして手洗いうがい!
これだけで随分予防できます!

それでは、お身体にお気をつけて!






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