【レシピ動画】簡単スペイン菓子 タルタ・デ・サンティアゴの作り方／グルテンフリーのアーモンドケーキ

こんにちは。スペイン在住、元スペイン料理人のTAKEです。

今回は誰でも作れる簡単レシピ、しかもグルテンフリーです。

バスク風チーズケーキが一世風靡しましたが、スペインの端っこにもガリシア州の伝統菓子として有名なケーキ「Tarta de Santiago／タルタ・デ・サンティアゴ」というお菓子があります。

スペイン人もガリシアに訪れたらお土産で買って行くほどです。

Tarta de Santiago／タルタ・デ・サンティアゴ

アーモンドがベースのタルタ・デ・サンティアゴ。

実はスペインのアーモンドは有名で、中でもマルコナ種は「アーモンドの女王」とも言われ、他のアーモンドと比べても味は別格です。

味比べしてみるとよくわかります。

スペイン語で「サンティアゴ」は「聖ヤコブ」という意味。

このケーキ名前は巡礼の道（カミーノ・デ・サンティアゴ）の最終地点、サンティアゴ・デ・コンポステーラの聖ヤコブが祀られている修道院で作られ始めたことに由来します。その象徴として、このケーキの表面には十字架の模様が付けられます。

知られざるスペイン ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラ

スペインと言えば、何を思い浮かべますか？ パエリア、フラメンコ、闘牛、サグラダファミリア、アルハンブラ宮殿、最近だとサンセバスチャンもよくテレビで特集されていますね。 しかし、ガリシア地方を御存知な方はあまりいないんじゃないでしょう...

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2020.03.12

材料

• アーモンドパウダー・・２５０ｇ
• グラニュー糖・・・・・２５０ｇ
• 卵・・・・・・・・・・4個
• シナモン・・・・・・・５ｇ
• レモンの皮・・・・少々
• 粉糖
• ケーキ型　２８ｃｍ
  （※お好みのサイズで可。）

小麦粉不使用のグルテンフリーなのでアレルギーのある人やグルテンフリーダイエットをしている人には良いですね。

作り方

動画に沿って進みます。
（）は動画参照の時間。

※オーブン予熱は180℃で準備。

１.（0:34~）

ボウルにアーモンドパウダーとすりおろしたレモンの皮とシナモンを入れます。
（※レモンの皮をすりおろす時に、皮の下の白い部分は、苦みがあるので一緒にすりおろさないように気をつけましょう。）

２.（0:44~）

全体を均一に混ぜ、置いておきます。

３.（0:56~）

卵を別のボウルに割りいれます。

４.（1:12~）

さらに別のボウルを用意し、グラニュー糖を入れて卵を少しずつ加えながらビーターで混ぜます。（※このケーキは、空気を含ませないので泡立たないように混ぜてください。）

５.（1:47~）

①の材料を卵とグラニュー糖を混ぜたボウルにゴムべらを使って少しずつ混ぜながら加えます。

６.（2:10~）

ケーキ型に流し込み、表面をきれいにならします。
（※動画では２８ｃｍのケーキ型を使用していますが、お好みのサイズで良いです。スペインでは、薄いタイプが主流です。）

７.（2:49~）

予熱で温めた180℃のオーブンに入れて約30分間焼きます。焼き上がったら串を刺し、生地がついてこなければ完成です。
（※オーブンによって温度差、生地の厚みによって焼き時間が違うので調整してください。）

８.（3:13~）

サンティアゴ・デ・コンポステーラの十字架の型を用意してケーキの上に置き、粉糖をかけて模様をつけます。

タルタデサンティアゴ十字架の型PDFダウンロード