アストゥリアスチーズケーキの作り方

レシピ

今回は、バスクチーズケーキに続き「アストゥリアスチーズケーキ」の作り方です。チーズケーキはスペイン全土でポピュラーなケーキで、「Tarta de queso(タルタ・デ・ケソ)」と呼ばれます。

アストゥリアス??
何それ?

アストゥリアスはスペインの北部に位置する、カンタブリア海に接する地方の名です。
別名グリーンスペインとも呼ばれる緑豊かな地域です。

過去記事⇒「グリーンスペイン アストゥリアス」

アストゥリアスチーズケーキの特徴は、「アフエガル・ピトゥ」と呼ばれるチーズを使用します。
問題は、このチーズを日本で購入する事が困難なことです。調べてみましたが、見つかりません…

チーズ専門店では、ひょっとすると販売しているかも知れませんが…。
もし、「作ってみたい」と言う意見がたくさん集まれば、スペイン食材を取り扱う業者に交渉してみますw
バスクチーズケーキの作り方はこちら⇒誰でも簡単 本場バスクチーズケーキの作り方

アフエガル・ピトゥ

スペイン最古のチーズと言われているこのチーズは、アストゥリアス州の中央部の、山に囲まれた13の村で作られていて、生の牛乳から作られています。

優しい味わいで少し酸味があり、パプリカパウダー入り(赤)と入っていないもの(白)と、2種類あります。

アフエガル・ピトゥはアストゥリアスの田舎の方言で「鶏の喉を詰まらせる」と言う意味だそうです。美味しすぎて鶏が慌てて食べ、喉を詰まらせると言うところから由来します。

このチーズはフレッシュタイプで少し酸味があり、アストゥリアス名物の「シドラ(リンゴのお酒)」と相性が良いです。シドラの説明は、過去記事にあります。

材料

  • アフエガル・ピトゥ(白)200g
  • アフエガル・ピトゥ(赤)25g
  • 卵・・・・・・・・・・・・3個
  • 生クリーム・・・・・・600ml
  • 牛乳・・・・・・・・・200ml
  • コンデンスミルク・・・400g
  • グラニュー糖・・・・・125g
  • 塩・・・・・・・・・ひとつまみ
  • ブルーベリージャム(ソース用)
  • ブルーベリー(飾り用)
  • クッキングペーパー 2枚
  • ケーキ型 23cm(取り外し可能タイプ)
    (※取り外しタイプではなくても可能です。)

作り方

TARTA DE QUESO AFUEGA´L PITU, una tarta que os va a enamorar

※オーブンは予熱で160℃にセットしておいてください。

動画に沿って進めて行きます。
()は動画の時間です。

1.(0:45~)ボウルに卵を割り入れ、ハンドミキサーで泡立てます。

2.(0:54~)生クリームと牛乳を加えます。再びハンドミキサーで混ぜます。

3.(1:42~)アフエガル・ピトゥチーズの白、赤、両方とも小さくちぎり、加えます。

4.(1:57~)再びハンドミキサーでしっかりとチーズを混ぜ込みます。

5.(2:06~)コンデンスミルクを加え、再び混ぜます。

6.(2:17~)グラニュー糖と塩一つまみを加え、しっかり混ぜます。

7.(2:37~)ケーキ型を霧吹きで濡らし(クッキングペーパーを貼り付け易くするため)、クッキングペーパーも湿らし、2枚を交互にしてケーキ型に敷きます。

8.(3:05~)165℃のオーブンで約50分間焼きます。

9.(3:15~)表面が香ばしく焼けたら網の上に取り出して、竹串を中心に刺し、火が通っているか確認します。刺してみて串に生地がつかなければ完成です。そのまま冷まします。
※火の通りが悪かったり、しっかり火が入った方がお好みでしたら、表面が焦げないようにアルミホイルを被せて再びオーブンで焼いて下さい。)

10.(3:35~)十分に冷えたらケーキ型を取り外し、余分なクッキングペーパーをカットします。
大きめの平たいお皿をケーキの上に被せ、ひっくり返します。ひっくり返したらペーパーを取り除き、再び別の平たいお皿でひっくり返します。

11.カットして、ブルーベリージャムとブルーベリーと一緒にお召し上がりください。
(※常温もしくは、少し電子レンジで温めても美味しいです。)

取り外し可能なケーキ型がなくても可能ですが、とても崩れやすいので、ケーキを十分に冷やしてから取り出すことをお勧めします。

コメント

  1. […] このチーズで作られるチーズケーキは美味です。作り方はコチラ⇒アフエガル・ピトゥのチーズケーキの作り方 […]

  2. スペインの端っこのクイーン より:

    美味しそうですね

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