こんにちは。スペインが好き過ぎてスペインに移住したTAKEです。
スペイン旅行に行くなら有名なお祭りを見てみたいと思いませんか?
これからスペインに旅行しようと思っている方へスペインの有名なお祭りをピックアップしました。
行ってみたいなと思ったら、早めにホテル等を予約しておくことをオススメします。
観光大国スペインは、イベントの時期はホテルが空いていなかったり価格が高くなったりします。
スペインの有名なお祭りスケジュール
スペインの祭りは、音楽・ダンス・ガストロノミー・ワインが融合した感じです。
開催される街では地元の特産や料理などが出店で販売されていたり、レストランやバルなどでは伝統的に昔から行事の時に食べるものを提供します。
【牛追い祭り】サン・フェルミン祭/パンプローナ
開催日程:7月6日から7月14日までの9日間
パンプローナまではマドリード、バルセロナから電車(RENFE)で約3~4時間ほど。
世界的に有名な【牛追い祭り】サン・フェルミン祭(Los sanfermines)はスペインの三大祭りの一つ。
ナバーラ州の州都パンプローナで7月6日から7月14日までの9日間にわたって開催されます。
毎年ケガ人が絶えないお祭りですがケガ人の多くは外国からの観光客です。
『牛追い』はスペイン語で『Encierro/エンシエロ』と呼ばれ、14世紀に始まりました。
<どこで寝る?>
公式サイトによるとキャンプ・道・公園・ホテル等が書いてありました。
それはそうですよね。観光客が溢れかえってる中で宿を確保するのは確かに困難です。
★参考までに動画を↓
屋外で寝る場合は、公園で芝生に寝転がるのが一般的です。特に盗難の危険はありません。(一応用心しておく。)多くの人が屋外で寝ますが、それでも一人よりもグループで寝た方がいいですし、特に人里離れた場所に行く場合はそうです。
ブエルタ・デル・カスティージョは、一番大きな公園でモゴロンに近いのですが、隣ではない(騒音が少ない)ので寝るには最適です。レディン(Caballo Blancoのある場所)には、壁の上に雑草が生えていて、柵はあるものの、危険なので寝ない方がいい。
(公式サイトより抜粋)https://www.sanfermin.com
サンフェルミン祭りの心得
1.白い服を着用
足元はサンダルは避け、ガラスが落ちていたり人が多いので踏まれたりすることがあるので、しっかりとした靴を履くことが大切です。
がお祭りの色は白と赤です。もちろん、みんな好きな格好をしているのですが、ほとんどの人が白を着ます。
サンフェルミンの服装は、白いズボンや短パン、白いTシャツを着て最低でも赤いネッカチーフを身につけることが一般的。現地のの店で売られていたり、露店もあります。
2.★予約は早めに(レストラン・ホテル等)
何万人もの観光客が一気に小さな町へ訪れます。直前での予約は不可能と思っていた方が良いでしょう。
前述でもあったように公園で寝る人が多いようですが、日本人には少しハードルが高い手段ですね!
ホテルは既に来年の予約も埋まってきています。空室があれば即予約が無難でしょう。
ホテル予約は
レストラン予約は
- レストラン予約代行
- El tenedor
- 直接お店のサイトで予約
3.★荷物管理はしっかりと!
落とし物をしたら落とし物預かり所へ:Oficina de Objetos Perdidos (+34 948 420 612)
日本のように落とし物が見つかる可能性はスペインでは低いです。
4.宿が無くてもシャワーはあります。
パンプローナには、シャワーを浴びることができる公共施設や民間施設がいくつかあります。
シャワー付きの公衆浴場やランドリーがあります。場所はCalle Hilarión Eslava 9で、Consignaの近く、お祭りの中心地です。
タオルや石鹸は貸してくれるので何も持っていく必要がありません。価格は毎年更新されますが、それほど高くはありません。
お祭りの間は、市民プールで泳いだり、日光浴をしたり、休息するのが慣習となっています。旧市街に近いアランザディ・プールには、屋内プール、複数の屋外プール、ジム、更衣室、広い緑地、レストラン、無線LANなど必要な設備が整っています。
4.手荷物預かり所
宿泊を伴わない場合は、サンフェルミンには公共の荷物置き場が2つあります。
最も安い場所は、祭りの中心にあるサンフランシスコ公立学校内にある荷物預かり所。スペイン語、バスク語、英語、フランス語、ドイツ語が話せ、更衣室や観光案内所もあります。
一日あたり4.5ユーロ程度です。洋服を取りに行ったり、戻したりする場合はさらに4.5ユーロの追加料金がかかります。
荷物を預けるには、パスポートのコピーを取り領収書と用紙を渡して初日分の料金を支払います。
受け取りにはパスポートとレシートが必要で、荷物に添付されたコピーで本人確認をします。
パンプローナのバスターミナルにはコイン式のロッカーがあり、バスを利用する場合に便利です。
< 牛追い祭りのコース>
【バレンシアの火祭り】Fallas de Valencia
※音量注意
開催日程:3月15日~19日(5日間)
こちらもスペインの3大祭りのひとつバレンシアの火祭り(Fallas de Valencia)、サン・ホセの火祭りとも呼ばれます。
スペイン・バレンシア州・バレンシアでサン・ホセの祝日3月19日を祝うために3月15日から19日(5日間)に開催される伝統的なお祭り。
悪いものをすべて焼き払い、その灰から生まれ変わって1年の新しい季節を迎えます。
・献花行列(オフレンダ)華やかな民族衣装で着飾った人たちが行進。
・爆竹花火ショー(マスクレタ)100kg以上の爆竹が使用されます。
・炎の行進(カバルガータ・デル・フエゴ)火はお祭りの象徴
・人形焼き(クレマ)最終日にはファジャが順番に燃やされていきます。
<火祭り見どころマップ>
【トマト祭り】ラ・トマティーナ
この投稿をInstagramで見る
開催日程:8月の最終水曜日
※偽サイトもあるようなので注意!
マドリードやバルセロナからツアーバスもあります。
【トマト祭り】ラ・トマティーナは
バレンシア州ブニョールで8月の最終水曜日に行われる収穫祭。
トマト祭りの起源は諸説が色々ありますが、有力な説は野菜を売る店の前で喧嘩が始まり、並べてあったトマトを投げつけ合ったといわれています。
メインの場所は、街の最も中心の通りAvenida del Cid,San Luisとその周辺です。
「ノチェ・デ・ラ・エンパルマ」(「エンパルマ」の夜)と呼ばれる「伝統」があり、前夜に寝ないでトマティーナに行くそうです。
トマトまみれになった後はどうするの?
街がスポーツセンターと「ラ・ハラ(La Jarra)」と呼ばれる地域にシャワーを設置してくれています。
近所の住民もホースで放水してくれるみたいだよ!
<トマト祭りの概要>
前夜祭
トマティーナは前夜祭から始まる。
前夜祭といっても特別な催し物があるわけではないが、街はイルミネーションで飾り付けられ、大通りには屋台が立ち並び、街中には移動遊園地などもやってきて、互いに酒を飲んだりダンスをしたりして盛り上がる。
なおトマトをぶつけられては困るものや、一部の家屋では、トマトで汚されないよう通りに面している壁をビニールシートなどで覆うことで祭りに備える。これらは市から補助金が出る。
パロ・ハボン
棒の準備中。白いものが石鹸。
トマティーナの最初に行われるイベント。パロ・ハボンとは「石鹸棒」という意味。午前9時頃、街中に、石鹸が塗りたくられて滑りやすくなった木の棒が立てられる。 棒の先端には生ハムがくくりつけられており、大勢の人がその生ハムを取るために棒をよじ登る。 しかし、登ろうとする人に放水したり、さらに棒の長さも数mはあるため、なかなか取れるものではなく、生ハムが取られるまでに早くても数十分かかる。過去には結局取れない例もあった。
生ハムを取った人は、にわかにその場の「英雄」となる。
パロ・ハボンをしている際は街の住人は、通りの群集に向かって、上の階からバケツで水をかけたりゴムホースで放水したりする。パロ・ハボンが終わらないうちにトマトを投げるのは禁止されている
トマト投げ開始
パロ・ハボンでハムが取られると、群集からトマトを求める声が上がる。
やがて、役場の号砲を合図に「トマティーナ」が正式に開始される。
トマトを満載したトラック数台がプエブロ広場を中心に走り、トラックの荷台からは市の職員がトマトをトラックの外に投げ、それを群集は誰彼構わず互いに投げ合う。
ある程度トマトが減ってくると、トラックは荷台を傾けて残っているトマトを一気に落とす。通りにいる人は、トラックに轢かれないよう十分注意しなければならない。
このようにして、街はあっという間にトマトで満たされ、群集はトマトまみれになり、街中には潰されたトマトの湖さえ出来上がる。
トマト祭りにはルールが決められています。
★トマトを投げる際は安全のために多少潰してから投げる
★ガラス瓶のような危険なものを持ち込まない
★他人(特に女性)の衣服を破らない
★トマティーナの時間外には絶対にトマトを投げないなどのルールがあるが、特に衣服のことについては必ずしも守られるわけではなく、過熱した人によってシャツを破られる人もいる。 またルールではないが目を保護するゴーグルの装着が勧められており、トマトまみれになってもいいよう水着を着て参加する人も多い。
トマト投げ終了
放水。家屋がシートで覆われているのも分かる。
最初の号砲から1時間後、祭りの終わりを知らせる号砲が鳴り、祭りは終わる。町は予め用意した散水車で壁や通りのトマトを洗い流し、人々は放水や街角に用意された仮設シャワーでトマトまみれになった体を洗い流す。また一部の親切な住人は、通行人にホースで水をかける。
このようにして、数時間後にはトマトは完全に洗い流され、トマティーナは終わる。
(Wikipedia)
【セビージャの春祭り】フェリア デ アブリル
開催日程:聖週間の2週間後の6日間(2023年は4/23~29)
マドリードのアトーチャ駅(ATOCHA)から高速列車(AVE)で約2時間半
バルセロナのサンツ駅から高速列車(AVE)で約5時間半
フェリア・デ・アブリル・デ・セビージャは、アンダルシア州セビ-ジャで開催されるお祭り。 フェリア・デ・プリマベーラとも呼ばれ、日本ではセビリアの春祭りなどと表記されます。
このお祭りも世界的に有名でスペイン3大祭りのひとつ。
フェリア・デ・アブリル・セビジャーナは2023年4月23日(日)~4月29日(土)24:00に花火で終了します。
4月22日(土)24:00から開催される「ペスカイトナイト」では、数千個の電球がメインゲートとフェア会場の通りを照らし、フェアの正式な開幕を告げます。
人々はアンダルシアの典型的な衣装に身を包み、男性は伝統的なスーツ、女性は典型的なフラメンコ・ドレスを着用します。
日中の見本市では、豪華な装飾を施した騎馬や馬車、いわゆる「パセオ・デ・カバロス」が繰り広げられます。もう一つのハイライトは、毎日午後にマエストランサ広場で開催される闘牛です。
春祭りの歴史は1847年まで遡ることができる。19世紀前半のスペインはナポレオン戦争などで疲弊し、1842年10月にはセビリアをハリケーンが襲った。
セビリア市議会は町に漂う厭世感をぬぐいさろうとし、バスク地方生まれのホセ・マリア・イバラ、カタルーニャ地方生まれのナルシソ・ボナプラタというスペイン北部出身のふたりの議員によって、13世紀から17世紀まで行われていた畜産見本市を復活させることが提案された。
(Wikipedia)
飲食も大きな楽しみのひとつ。「カセタ」と呼ばれる屋台(約1000店が出店します。)では、さまざまな料理が提供されています。
人気のドリンクはやはり辛口のシェリー酒 『Fino/フィノ』や『Manzanilla』、シェリー酒が苦手な方でも飲みやすい炭酸で割った『Rebjito /レブヒート』。
美味しいトルティージャ、ハム、エビ、アンダルシア風ガスパチョと一緒に楽しめます。
運転手付きの馬車を借りて、乗馬に参加することも可能。
服装は観光客であってもラフな格好ではなく、フォーマルな服装で行く方が良いそうです。
コメント