【スペインでも人気のビール?14選】飲み比べしてみよう!!

旅行/グルメ

スペインはビールが安い!

バルで注文すると地域にもよりますが1杯約2ユーロ前後、約260円です。(2021/12月)

スーパーで買うと種類にも寄りますが1本当たり約0.60ユーロ、日本円で約80円前後!!

安いですねー。

スペインのビールはどんなのがあるの?

日本にも売っているの?

スペインではたくさんの種類のビールがありますが、日本に輸入されているのはごく一部です。それでも10種類近いスペインビールが日本でも販売されています。

おすすめスペインビールランキングと言いたいところですが、スペイン人は地元のビールを好んで飲むことが多く、

ガリシアでは「エストレージャ・ガリシア」、マドリードでは「マオウ」、バルセロナでは「モリッツ」「エストレージャ・ダム」などと、地元民は地元のビールを飲む傾向があるのでランクをつけるのが難しいです。

ちなみに2021年のスペインビールメーカーの国内シェア分布はこんな感じです!

 

 

おすすめスペインビール

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スペインでは最近、クラフトビールも注目を集めていて色々な種類の地ビールを見かけます。

残念ですが日本にはあまり輸入されていませんが、唯一バスク地方のクラフトビールは輸入されているようです。

いくつかのスペイン国内のビール工場は見学もできるので機会があれば是非訪問してみましょう。各公式ホームページから確認できます。

 

Inedit/イネディット


 

個人的にランキングをつけるならダントツ1位のビール。

「イネディット」はスペイン語で「前例のない」と言う意味があり、その名の通りこのビールを開発したのは、世界最高峰と言われていた

「エル・ブジ」のシェフFerran Adriá(フェラン・アドリア)と同じく同店のソムリエ達のチームとスペインのビール「エストレージャ・ダム」のDAMM社と共同開発された至極のスペインビールです。

原料には大麦麦芽、小麦、ホップ、コリアンダー、オレンジピール、酵母を使用してラガービールとホワイトビールの醸造法をミックスさせて作られます。

フルーティーで香りも良く、高級ビールとしてふさわしい味わいで、あのエル・ブジがエル・ブジの料理のために唯一出していたビールです。

この高級スペインビール「イネディット」はグラスで飲むよりも、ワイングラスで飲む方がより美味しく味わえます。

イネディットは、スペインでもそこらへんのバルでは提供してなく、スペインでもなかなかお目にかかれません。

スペインワインとセットになったギフト用や名前入りも販売されています。↓↓↓

<Inedit/イネディット>

1906 Reserva Especial/1906 レセルバ・エスペシアル


2018年の世界ビールチャレンジで、95.3ポイントを獲得し、世界で最も美味しいビールに選ばれたHijos de Rivera Brewery社のエストレージャ・ガリシア醸造所による「1906 Reserva Especial」。
焙煎モルトによる深い味わいと香りのある濃い目のビール。イネディットが上品なビールと例えるなら、こちらはがっつり旨味と深みのあるビールでしょうか。このビールも1位にしたいところです。
アルコール度数も少し高く地元のガリシア人は好んでこのビールを注文します。
<1906 Reserva Especial>

Estrella Galicia/エストレージャ・ガリシア


同じくエストレージャ・ガリシア醸造所のスペイン国内でも人気が高いメジャーなビール「Estrella Galicia」。このビールは1906よりも少し軽めで、喉越し良く、コクがあり、ホップの苦みもバランス良い。

※ノンアルコールも販売しています。↓↓↓

Mahou 5 Estrellas/マオウ・シンコ・エストレージャス


Mahou San Miguel社のマオウ醸造所のビールもスペインで人気の高いメジャーなビールです。スペインのバルのビールサーバーのシェアはエストレージャ・ガリシア かマオウかと言っても良いぐらいの国内シェアを誇ります。

マオウ醸造所の作る他のシリーズのビールも世界ビールチャレンジで高得点を獲得しています。

  • Mahou Maestra(94点)
  • Mahou Barrica(90.1点)


※このビールは品薄なので手に入りにくいです。 

マオウは「リーガエスパニョーラ」のオフィシャルビールでもあり、サッカーの強豪チーム「レアルマドリード」のオフィシャルスポンサーでもあります。

もちろんマドリードの人達はみんなマオウを好んで飲む傾向があります。

このビールもホップの苦みとモルトのコクのバランスがよく、爽やかな飲みごたえでエストレージャガリシアよりも少しだけ軽くてフルーティーさがあります。

<Mahou5Estrellas>

Cruzcampo/クルスカンポ


 

アンダルシア州の州都セビージャで誕生したクルスカンポもスペインで人気の高いビールです。現在はハイネケン・エスパーニャ社 の一員で、クルスカンポ醸造所はマラガ県にあります。

エストレージャガリシアと比べると少し軽めに感じるビールです。コーンと麦芽が香ばしくさっぱりとした味わい。

<Cruzcampo>

Ambar/アンバール


スペインアラゴン州サラゴサのサラゴサーナ醸造所のスペインで最も伝統のあるビール。1978年に経済危機で一度閉鎖しましたが、2004年に再び創立しました 。

このビールも世界ビールチャレンジで高得点を獲得し金賞を受賞しています。

淡い琥珀色で、麦の旨味とホップの苦みがバランス良く、すっきり飲める爽やかなビール。

<Ambar>

<AMBAR EXPORT/アンバール・エクスポート>


少し濃いめのストロングラガータイプ。アルコール度数は7%。フルーティーでモルトの旨味も強く、キャラメル香も感じる濃厚なビール。

  • アルコール度数:7%
  • 内容量:330ml

<AMBAR NEGRA/アンバール・ネグラ>


こちらはスタウトタイプの黒ビールですが、意外とすっきり飲めます。アルコール度数は4.8%。ライムと一緒に飲むのがおすすめと言われている珍しいビール。

  • アルコール度数:4.8%
  • 内容量:330ml

<AMBAR LEMON/アンバール・レモン> 


スペインのバルでは「Caña con limón(カニャ・コン・リモン)」や「Clara con limón(クララ・コン・リモン)」と注文すると炭酸レモンジュースとビールを割って提供してくれます。お酒の弱い人やビールが苦手な人には飲みやすいです。

アンバールレモンのアルコール度数0.04%なので、ほぼジュース感覚で飲めます。

  • アルコール度数:0.04%
  • 内容量:330ml

Estrella Damm/エストレージャ・ダム


1番最初に紹介したイネディットを開発したDAMM社のビール。スペインサッカーの強豪チームFCバルセロナのオフィシャルスポンサーとしても有名です。

多くのバルセロナ人はこのビールを支持しています。エストレージャダムは原料にこだわり、100%自然由来で作られるスペインビールで、やさしいモルトの風味とすっきりとした喉越しのビールです。

MORITZ/モリッツ



アンバールと同じ会社が作るMORITZ(モリッツ)はカタルーニャ地方で絶大な人気を誇るプレミアムビール。

醸造所はピレネー山脈の麓にあり、そこから湧き出る人気のミネラルウォーターを使用してクオリティの高いビールを作ります。

ほんのり甘味を感じる上品な感じのビールです。

<MORITZ/モリッツ>

MORITZ EPIDOR/モリッツ・エピドール



人気のモリッツをさらに贅沢に作ったのがモリッツ・エピドールです。アルコール度数は7.2%で長い期間熟成され、芳醇なコクがあり贅沢な味わいです。

  • アルコール度数:7.2%
  • 内容量:330ml

MORITZ 0.0


ノンアルコールビールですが、チェコ産ザーツホップを使用しているため、香りと苦みもしっかりあります。
  • アルコール度数:0.04%
  • 内容量:330ml

美食の街バスク地方のクラフトビール/BASQUE BEER

バスク地方のクラフトビール

エウスカルガラガルドーア社。

1998年にジョクセ・アンヘル・アルベライツによって作られたビールブランドで、バスク地方はもとよりスペイン全土で初めてクラフトビールを製造しました。Oiartzun(Gipuzkoa州)のErgoienという静かな地区にあり、製造にはすべて天然で最高品質の原材料を使用し、添加物は一切使用していません。

 

パゴア・オリア(ピルスナー)/PAGOA HORIA PILSNER

バスクビール


【パゴア・オリア(ピルスナー)/PAGOA HORIA PILSNER】

美食の街と呼ばれるバスク地方のクラフトビール。

バスクの原料を使用し保存料、添加物は一切使わず低温発酵で伝統的な製法にこだわる。ナバラのモルトが醸し出す、焼きたてのパンやビスケット・キャラメル、加えて美しいホップの香りが第一印象のビールです。次第にメロンの様な香りもあらわれて、ヨーロッパのピルスナーに近く、ホップの苦味も感じられます。

Argizaiola

こちらのロゴは太陽と動きを表すシンボル(ケルト神話のトリスケルに似ている)ですが、16世紀から17世紀にかけて作られた民俗学上の作品から着想を得ています。

アルギザリ=蝋、オホール=板という意味で木の板に極細の蝋燭をネジ止めしたものである。

この小さな蝋板は家庭の火を運ぶ象徴的な存在で、故人を偲ぶ宗教的儀式の際には火を運ぶ人が火を絶やさないようにする役割を担っていたのです。

アイコンはキャンドル「アルギザイオラ」の糸を表し、ラベルに選んだ色は、ピルスナービールの色調、キャンドルの蝋、大麦の色を思い起こさせます。

 

 

パゴア・ゴリア・レッドエール/PAGOA GORRIA RED ALE

バスク地方のクラフトビール


【パゴア・ゴリア・レッドエール/PAGOA GORRIA RED ALE】 

深い赤色のエール「レッドエール」(ロースト)はアメリカやアイルランドのエールよりもフルーティさは控えめで、芳醇なキャラメルや麦芽の複雑な香りと、程よい苦味とのハーモニーが楽しめます。上面発酵ビールのグループに属します。

Lauburu

こちらのロゴ、ラウブルとは古代神話に登場する太陽を表すシンボル、直訳すると4つの頭(ラウ=4、ブル=頭)となる。らせん状に動く星で曲線的なフォルムが特徴です。

ヨーロッパのほぼ全域に共通、民族から民族へと広がっていったが、とりわけケルトの伝統に関連している。

縁起物であり邪悪なものの影響を追い払う太陽を表しているため、多くの家や農家(バスク地方の伝統的な田舎家)の扉に石で刻まれたラウブルスを見ることができます。

バスク文化の最も代表的なアイコンが4枚で表現されているのと区別するためにプロペラが動いているような、より多くの羽根を持つこの側面に合わせられています。

赤、トースト、茶色は、このビールが含むビールの色合いを連想させますが、とりわけ民族衣装や神話の表現に広く使われている火の色合いです。

 

スペインビールお試しセット(クルスカンポ・パゴア2種類)



飲み比べしたい人はこちらスペインビールお試しセットがおすすめです。

南スペイン・アンダルシア州のクルスカンポと北スペインのバスク地方パゴアのピルスナーとレッドエール。

コメント

  1. […] 暑い夏にはスペインビール、ガスパチョ、サルモレホ、アホ・ブランコ、オルチャータがあれば夏バテせずに乗り切れそうですね! […]

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